冬の北海道ドライブ一周旅行の2日目です。
前回の記事はこちら↓
雪の東日本を縦断せよ!冬の北海道ドライブ一周旅行1日目 - ニックのブログ
前回は青森港を出発したところで終わりましたが、2日目はついに北海道は函館に到着。函館観光と札幌観光の2本立てです。
北海道一周旅行2日目(2/7)の旅程
2日目は函館から北海道に入り、函館市内観光をしたのち、夜は札幌で雪まつりに行きました。
深夜2時:函館に到着
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2時半:啄木小公園で車内で仮眠
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7時半:函館市内観光(旧函館区公会堂、五稜郭、朝食など)
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12時:ラッキーピエロ峠下総本店(昼食)
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18時半:札幌市内ホテル到着
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19時:さっぽろ雪まつりすすきの会場
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21時:夕食&ホテル帰着
合計約270km
すべて書くと長くなってしまうので、この旅程は大雑把な日程です。
函館から札幌までは全て下道で走りました。休憩しながらだと大体5時間から6時間くらい計算になると思います。
2日目:函館観光&さっぽろ雪まつり
1日目はフェリーに乗って睡眠をとりました。2日目はフェリーを降りるところからのスタートです。
深夜2時 函館のフェリー乗り場に到着
とうとう北海道に到着しました。青森から函館のフェリーは約110kmで3時間半ほどの航海でした。
フェリーは振動が心地よくて、振動が好きな方はぐっすり眠ることができると思います。ただし、大部屋の床は硬いので、何かマットか寝袋のようなものがあれば快適かもしれません。
睡眠を取れたと言っても、たった3時間半ほどしか眠れませんでしたし、函館も真っ暗なのでまずは公園に行って仮眠を取ることにしました。
2時半〜7時 啄木小公園
フェリー乗り場から南に向かって15分ほど走ると、海岸の砂浜沿いに啄木小公園という公園があります。10台の駐車スペースがあり、トイレも利用可能です。この公園には、函館を愛した石川啄木の像があり、目の前に広がる海は津軽海峡となっています。
公園は宿泊目的に開放しているわけではありませんが、仮眠目的と見られる車が数台止まっていました。ここで朝まで仮眠をとります。
朝起きると、砂浜から函館山のきれいな朝焼けを見ることができます。函館山とは、いわゆる函館の「100万ドルの夜景」を見るときに登る展望台がある場所です。
展望台へ繋がる車道は、冬季は開放されていないようなので気をつけてください。
7時半 八幡坂、旧函館区公会堂、函館ハリトリス正教会など(函館市)
朝は函館市内を軽く観光します。函館は港町ということで、坂が多いことが特徴的です。日陰になっているところは急な坂がしっかりと凍結していました。運転する場合には注意が必要です。
そんなたくさんある坂のうち、有名なのが八幡坂です。坂が港まで一直線になっていて、旧青函連絡船を見ることができることから、函館市内のビュースポットとして知られています。
また、港町ならではなのが洋風建築です。外国との貿易の拠点となっていたため、外国文化の影響を強く受けています。その中でも、旧函館区公会堂は鮮やかな青い建物が目を引きました。
この辺りの建築物は一箇所に固まっているので、駐車場所を見つけることができれば徒歩で回ることができます。今回は中までは見学しませんでした。
8時半 朝市食堂二番館(函館市)
朝食は函館駅前の朝市にある、朝市食堂二番館でいただくことにしました。朝市のほとんどのお店は観光客向けの価格設定ですが、朝市食堂は朝市直営ということもあって、安く海鮮丼を提供しています。
今回いただいたのは五目丼です。550円という安さで、味噌汁とお新香付きでした。丼のサイズはやや小ぶりでしたが、朝食の量としては十分くらいでした。
もちろん、安い丼だけでなく、4,000円クラスの丼まで幅広く扱っているので、気になる方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?追加注文も気兼ねなくできそうです。
食後はコンビニで北海道の乳酸菌飲料ソフトカツゲンをいただきました。
9時半 五稜郭&五稜郭タワー(函館市)
五稜郭は星形の要塞として有名です。五稜郭内を散策したのち、五稜郭タワーに登りました。五稜郭タワーからは、雪が少し解けて輪郭がはっきりしている五稜郭を見ることができました。
五稜郭タワーには歴史関係の展示物があり、五稜郭の歴史を知ることができます。江戸〜明治にかけての歴史が好きな方には特におすすめです。
11時半 THE DANSHAKU LOUNGE(亀田郡七飯町)
道の駅なないろ・ななえにあるTHE DANSHAKU LOUNGEに行きました。ここは、男爵芋の歴史を展示したミュージアムのほか、ポテトチップスなどのじゃがいも土産、じゃがいもレストランがあります。
まだ旅の前半で、昼食の予定も決まっていたので、歴史の展示だけを見ていきました。外には面白いモニュメントもありました。
12時 ラッキーピエロ(亀田郡七飯町)
THE DANSHAKU LOUNGEのすぐ先にあるのがラッキーピエロです。ラッキーピエロは函館を中心に北海道の一部で展開されているハンバーガーチェーン店です。函館に行ったらラッキーピエロを食べろと、そう言わんばかりに見かけます。
ラッキーピエロは内装がエキゾチックで、店舗によってテーマが異なるそうです。こちらの峠下総本店では、バードウォッチングをテーマにした内装がなされていました。
食べたのは一番人気度というチャイニーズチキンバーガー、ラキポテ、本格ウーロン茶のセットで968円でした。甘辛い中華風タレの鳥の唐揚げにマヨネーズがかかったバーガーと、ミートソースとホワイトソースを合わせた濃いソースがかかったポテトのジャンキーな組み合わせにさっぱりウーロン茶を合わせたセットです。
ジャンキー好きにはたまらない組み合わせで、とても美味しかったです。
16時 道の駅とようら(虻田郡豊浦町)
ラッキーピエロを出てから、完全に都市部を抜けて札幌に向かいます。
休憩した道の駅とようらは、函館と札幌の中間くらいに位置していて洞爺湖の近くに位置しています。冬季はちょうど水曜日が休館日となっていて、中を見ることはできませんでしたが、トイレは利用可能でした。
ここまでの道のりで、函館からある程度離れるまでは路面上に雪はありませんでした。
18時半 アパホテルすすきの駅西(札幌市)
とうとう札幌市までやってきました。ここまで約270kmの運転でした。今日の運転はここまで、あとは札幌観光を楽しみます。
札幌市の一番の滞在目的はさっぽろ雪まつりです。今回の宿であるアパホテルすすきの駅西 は、雪まつりのすすきの会場から徒歩6分、大通り会場から徒歩10分とかなりいい立地です。
雪まつり会場はただでさえ広くて混むのに、雪の上を歩くのでかなり足にきます……笑
宿泊費と歩く距離のバランスは要チェックです。
19時 さっぽろ雪まつりすすきの会場&大通り会場
とうとう北海道のメインイベントであるさっぽろ雪まつりにやってきました!
さっぽろ雪まつりの会場は3つあり、氷像がメインのすすきの会場、雪像がメインの大通り会場、遊びがメインのつどーむ会場に分かれています。すすきの会場と大通り会場は徒歩10分以内の距離にありますが、つどーむ会場は電車・バス・車等を使わなければ行くことができません。
この日は氷像のすすきの会場をメインに見て、雪像の一部だけを見ました。氷像はライトアップもあるため、1泊2日する方は夜は氷像の方に行かれるといいかもしれません。ただ、昼の光を浴びる姿もきれいなんだろうな〜と想像します。
実際の氷像はというと、めちゃくちゃ繊細でびっくりしました。力強さがありつつ、どう削ったのかなと思うくらいの細かさもありました。
今日見た雪像は、プロではなく素人参加型のゾーンだったのですが、それでもリアリティある作品がたくさんありました。「今年の話題」のようなテーマの作品が多く、思わず写真を撮りたくなったりクスッと笑ってしまうようなものもたくさんありました。
21時 北海道原始焼き酒場ルンゴカーニバル(夕食)
今日は疲れが溜まっていたので、さっぽろ雪まつりを途中で切り上げ夕食の時間にしました。
夕食は北海道原始焼き酒場ルンゴカーニバルでいただきました。雪まつりの会場の近くにあるお店です。お客さんの雰囲気や料理は居酒屋なのですが、フロアは夜景が見えるバーのような雰囲気でした。メインは海鮮料理でコース料理も充実しています。
私たちがいただいたのは、生牡蠣、蒸牡蠣、蟹と味噌甲羅焼き、ホッケの開き、海鮮ソース焼きそばなどです。私は海鮮といえば生魚みたいな人間だったのですが、蟹とホッケがとても美味しくて焼き魚も好きになりました。
22時半 アパホテル帰着
ルンゴカーニバルとアパホテルの距離もかなり近く、寒さを感じずに帰ることができました。ゆっくり休んで翌日に備えます。
まとめ
2日目は函館観光からの札幌でさっぽろ雪まつりを楽しみました。
函館市は北海道の鼻の部分、札幌市は鼻の付け根の部分にあたりますが、移動距離は270km、6時間くらいはかかります。実際に車で行かれる方は事前に念入りに計画するといいでしょう。
さっぽろ雪まつりは会場が広いので、丸1日〜2日かけるとゆっくり見て回ることができると思います。