先日、参議院選挙が終わり、見事「NHKから国民を守る党」(略称N国党)から立花孝志さんが当選しました。
泡沫候補であったのにも関わらず当選を決めたことで、連日メディアにも取り上げられているかと思います。
私はこの参議院選を通して、立花さんにより一層期待を寄せることになったのですが、そこに至る理由を少し書いてみようかと思います。
私のステータス
私は20代大学生です。今まで、特にこれといって応援している政党はありませんでしたが、考え方は自民党に近かったと思います。
もちろん消費税増税は最低でも延期してほしいことや、個々のスキャンダルなど、多少反対することはありました。
なので理想は自民党が第1党、そして野党がちゃんと力を持ってくれればいいな、という程度でした。
私のNHKについての考え
自分はNHKを見ないこともないし、世帯主になったこともないので、NHK受信料が如何の斯うのという意見は全く持っていませんし、考えても見ませんでした。
しかし、立花議員が目指すスクランブル放送の実現というのは、ある程度合理的であり、非常に現実的だと思っています。
立花さんに魅力を感じ始める
参議院選挙のだいぶ前、というか選挙があることも意識しないくらい前ですが、立花さんがどこだったかの市議会か区議会で、そこの議員の時に議会で質問をしている動画を見たことがありました。
この動画を見るに、案外このかたは結構真面目なんだという印象を持ちました。
というのも、まずおじいさん議員に比べてハキハキものを言えるし、N国党の目標である「NHKをぶっ壊す」に向けて、本気でこれを実現しようとしてるんだなという強い意志が感じられました。
ふざけた?政見放送
今回の参議院選挙の政見放送ですが、世間一般の人々は「ふざけた」「面白い」「受けを狙った」として政見放送を受け止めていたと思います。
実際に発言力がある人たち(政治コメンテーターを名乗る人や、政治コメントを多数ツイートする芸能人やアーティスト)もそのように受け止めた方が多くいた印象です。
実際、そのような発言力のある人が「世も末」などと発言してしまうくらいですから。
しかし私が受けた印象は全く違いました。先ほどの強い意志を私は知っていたので、立花さんは大真面目にこれをやっていたというのは、一目瞭然でした。
「大真面目に」というのは、別にこの人が狂ってやっていたというわけではなく、戦略的に、票を集めるには最も有効な手段なのは明らかでした。
「NHKをぶっ壊す」ためならなんでもやる
このように、彼はNHKをぶっ壊すためならなんでもやるのです。世間の反応が冷ややかなのがわかっていようが、注目を集めることができるのならふざけたように見える政見放送だってやるし、お金を借りまくってでも当選するはずのない候補だって立てたりします。
さらに言えば問題発言で日本維新の会を去った丸山穂高衆議院議員とも組みますし、理念が一致してもいない元みんなの党の渡辺喜美参議院議員とも会派を組みます。
この2点においても、全てはNHKをぶっ壊すためなのです。党の人数を増やすのも、会派を組むのも、委員会への参加や質問時間の増加などを狙ったものです。さらに助成金も出て、NHKをぶっ壊す取り組みや、被害者救済にも使うことができます。
彼にとってはNHKをぶっ壊すためならなんでもいいのです。
これは言葉で言えば物騒でも、やっていることは、掲げた目標の実現です。国民から一定の支持を得た目標の実現です。素晴らしいことだと思います。
私が立花さんを応援するのは
ここまで言ってもなんなんですが、私は別にスクランブル放送をすぐにでもやってほしいなんて全然思ってもいません。
それでも応援するのは、「政治が動く瞬間」を目撃しているというのが大きいです。
政治に深い関わりがない人間にとって、ここまでインパクトがあることはありません。
掲げた目標が着実に実行されているのをまさに目撃できている、すごいことです。
しかしずっと立花さんだけを応援するのかと聞かれれば答えは全然ノーです。
私がさらに期待しているのは、このように目標を掲げ、それに向かって全力で進める、そんな政治家がもっと増えてほしいということなのです。
そのような政治家が増えるためにも、そのような政党が増えるためにも、私はしばらく彼を応援しつずけることになるでしょう。
*文章が下手くそで申し訳ありませんでした。