お金を稼ぐことになぜか否定的な人って世の中に結構いるものです。
今回は数ヶ月前にTwitterで拡散された、「お金稼ぎをしている人に対しての批判」に対しての考えを書きます。
「お金稼ぎをしている人に対しての批判」の例
2016年の2月くらいにとある雑誌がイラストを無断転載したという話が話題になりました。
その話をNAVERまとめにて記事にしたものが急速にTwitterで拡散されたところ、このようなツイートが出てきました。それがこちらです。
ところでもう雑誌にイラストが無断転載された件がNAVERまとめになってるみたいなんだけど、NAVERまとめって閲覧数で金が稼げるシステムだから誰かがこの件に便乗して稼ごうとしてるってことなんだよね。あんまりNAVERまとめは回さないほうがいいんじゃないかなって思うよ......
このツイートに対しての率直な感想
ブログなどを書いて収入を得ている人からすれば、このツイートはあまりうれしくありません。
話題のネタを記事にすることの何が悪いんでしょうか。それでお金を稼ぐことの何が悪いんでしょうか。
アフィリエイトでお金を稼ぐことが悪くない理由
まず第一にただの趣味で運営されているサイト以外はお金を稼ぐことが目的の一つにあります。
NAVERまとめは一種のメディアですが、そのような報道関係の仕事は別にサービスとして成り立っているものではないと思います。話題のネタを供給することによって視聴者、読者等の需要を満たしているわけです。
需要を満たすために記事などを作っているのに情報の受け取り手が満足すればいいなんてそんな話は全く普通ではないですし、そこに時間を割いているわけですから対価を支払われなければいけないというのは当然の話です。
それをお金を稼ぐのがいけない、悪いなどというのはあり得ないことです。
次に先のツイートは話題にするものを選ばなければいけない、つまり便乗が悪いかのように読み取ることができますが、それもおかしな話です。
テレビなどをみてください。メディアの最先端を行くには必ずと言っていいほど時事ネタが必要になってくるでしょう。
なにか悪いものを見つければメディアはそれを叩く、それは当然の話です。
それにうんざりしている人はもちろん多いでしょうが、視聴者がそれを見たいからそのような行為に及ぶのです。これは視聴率などをもとにメディアが判断しているのでしょうから仕方がありません。
何を記事にするのもその作成者の自由ですし、それを好んで読んでる人がいるわけですから何かに便乗して記事を作るのがいけないというのは全くもって的外れな意見です。
まとめ
何が言いたいかというと、人がお金を稼ぐことを不快に思う人にはその理由を考えてもらいたいです。
人が稼いだから自分が損する、そんなことはないのですから作りたいものを作り見たいものを見るということでいいと思います。