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医学部再受験を目指し始めた話と最初の模試の結果

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私事なのですが、訳あって医学部を受験しようと思いました。

現在海外の大学で数学系の科目を学んでいる4年生なのですが、今年の6月中旬から医学部受験をスタートしています。

この記事では、受験勉強を始めてから最初の模試までの経過を記録します。

 まずは筆者のスペック

高校2年までは日本の偏差値70弱の自称進学校理数科で勉強していました。

当時の状況を簡単に説明します。

数学は、中学生の頃から趣味として先取り勉強していて、中学生の終わりくらいには数学2Bまではきちんと終わっていました。

物理や化学は基礎まではしっかりやっていましたが、2年生の頃からは部活の影響で眠くて眠くて、、、。だんだんとついていけなくなったというか、ついていく気力を失っていた感じでした。

国語(現代文・古文・漢文)や地理Bは授業を聞いてもさっぱりという感じでした。興味がほとんどわかずに、あまり集中して授業を聞いていないような生徒でした。

英語はある程度はできるのですが、文法など、覚えなきゃいけないことは苦痛であまり勉強していませんでした。

 

もともと中学生の頃までは家では数学しか勉強しておらず、授業でなるべく覚えてテスト前にちょっと勉強するというスタイルでしたが、高校になってからはさすがにそれだけでは置いてけぼりになっていった感じでした。

高校の成績自体は数学と英語の高得点に引っ張られてなんとなく上位の方でした。

模試は3科目だと最強でしたが、それ以上は2年生の頃は受けていませんのでどれくらい良かったかわかりませんが、受けていたら相当酷かったと思います。

3科目で最強と言っても医学部とは程遠い成績だったことは言っておきます。国公立底辺がB判定くらいのレベルだったと思います。

 

高校2年生を終え、筆者は留学をします。

留学先では理系科目や経済、英語しか勉強してませんでしたし、日本の授業の内容とはちょっとずれていました。

ですので日本の大学受験に必要な勉強はそれ以来できていませんでした。

ちなみにオーストラリアの大学入試自体は学校の授業をちゃんと理解していれば問題ありませんでした。

多分私は得点率9割以上のトップで、好きな大学に入れるような状態でした。

 

医学部受験を決めてから8月の模試まで

6月中旬になって「医学部を受けるかもしれない」と思い、まだ確定はしていませんでしたが少しずつ勉強を始めます。

教科書などもなかったので、まずは覚えていく意味も込めて化学のやさしい問題集である「化学の新標準演習」と物理の標準的な問題集である「良問の風」を購入しました。

 

化学の問題集を選んだ基準としては、大体が網羅してある、問題数が多すぎない、標準より優しい、という3点でした。

物理は標準レベルで非常に人気の高いものを選びました。

 

大学がフルタイムであり、非常に忙しかったのと、まだ医学部受験を決めきれていなかったので、そこまで勉強は進みませんでした。

しかし、化学の問題集は1周、物理の問題集は力学、波を1周しました。

あとは家にあった地理を簡単にまとめた本を使って地理の勉強をしました。(半分くらい)

 

勉強するのにこの3科目を選んだ理由は、覚えることが非常に多いので先にやっておきたかったからです。

 

模試の結果

8月の共通テスト模試の結果は以下の通りです。

  • 地理B...46/100
  • 国語...122/200
  • リスニング...93/100
  • 英語...96/100
  • 数学1A...85/100
  • 数学2B...77/100
  • 物理...86/100
  • 化学...73/100

単純計算で648/900=0.72と、全体の得点率は約7割でした。

 

模試の振り返り

医学部合格には最低でも8割は必要と言われていますので、なかなか厳しい結果となりました。

地理については覚えたことがそのまま抜けてしまっているというものがとても多かったです。十分に復習する時間を作らないで模試に挑んだのが仇となってしまいました。

現代文は漢字の語句の意味以外で1問落としてしまいました。

リスニングは最後の問題で集中力が切れてしまい、思考が止まってしまってミスしました。

英語は上出来です。

数学1Aは図形の問題で引っかかりました。相似の概念すら忘れてしまっており、とても不甲斐ない結果となりました。数学科で勉強しているからといってある程度練習していないと忘れてしまうこともありました。

数学2Bでは確率の問題でちょっとした勘違いで大きく点を失いました。その勘違いによって時間を奪われてしまい、実力は足りている問題に時間を残せませんでした。

物理、化学は覚えているか否かの問題で、少し忘れてしまっていたところがありましたので、そこで点を落としてしまいました。化学は計算ミスもしてしまったので、数問をドミノ倒し的に落としてしまいました。

 

反省点はたくさんありますが、「医学部合格なんて幻想だろ」とか「共通テスト8割なんて不可能だろ」と思っていた高校生の頃の考えを吹き飛ばせたような気がします。

物理と化学は特に、高校生の頃では5割前後のラインじゃないかと思っていましたので、今回の結果はそこそこ嬉しいです。

 

今後の課題

今回、共通テストでは「ミスを減らす」いかに重要かということがわかりました。

今後の課題は、物理、化学の精度を高くするために問題集を繰り返すことが一つ。

数学の練習によって問題を早く解けるようにすることが一つ。

地理や国語の暗記部分を本格的に勉強し始めるのが一つ。

英語は二次試験に向けての勉強を始めようと思います。

 

まとめ

今回の模試では、思ったより実力がなかったわけではないことが知れたので非常に良かったです。

同時に医学部を目指すにはまだまだ程遠い結果でしたので、今後は勉強量を上げなければいけません。

記述模試にはまだ遠すぎますので、次回の記述模試から参加すると思います。

 

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