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死刑廃止の是非について述べたい

今日もブログを書こうと思って(三日坊主になりそうだったので)NAVERまとめでネタを探していたところ、こんな記事を見つけた。

matome.naver.jp

日弁連が「死刑廃止」宣言を採択、とのことである。この記事を賛成派、反対派に分けてまとめてみる。 

 

賛成派・反対派双方の意見

死刑廃止賛成派の意見

  1. 人は必ず変われる。
  2. 人権を奪ってはいけない。
  3. 多数の国も廃止に向かって動いている。
  4. 国連から廃止を検討するよう求められている。
  5. 誤審による死刑は取り返しがつかなくなる。

死刑廃止反対派の意見

  1. 被害者が報われない。
  2. 報われない被害者が復讐を行う可能性がある。

これらのようなことが記事で挙げられている。

 

死刑制度に賛成すべき理由

その1死刑制度に反対する意見に対しての反論

まず第一に死刑反対派の第一意見に人は必ず変わることができるとある。日本刑事政策研究会によれば、殺人犯のおよそ36%が前科を有し、彼らの殺人再犯率は17.2%であるということだ。殺人を犯した人間を再び世に放てばその5人に1人の割合で彼らは新たに人を殺すことになるわけだ。これを見過ごせば野放しにすることそのものが殺人とも言えるであろう。

次に人権を奪ってはいけないとあるが、すでに犯人は他人の人権を奪っているのであって、被害者遺族からすれば当然やりかえしたくなるだろう。それを終身刑だの何だのでもし獄中で、(死んだ人にとってみればはるかに楽しく)普通に生活を送れているのだとすれば当然遺族は報われるはずもない。

次に3番と4番に対しての反論だが、皆がやってるから日本もやるというのはおかしい。死刑制度の廃止というのは意見があって当然のことなので何が正しいか考えるのは日本次第である。

最後に誤審による死刑を免れなければいけないとあるがその通りだと思う。しかし警察・検察の技術も日々進歩してるわけであって誤審は将来減ってくるだろうと考えている。さらに疑わしきは罰せずということもあるのでそこは捜査技術の向上に期待しなければならない。

 

その2死刑制度に賛成する理由

まずまとめ記事にあった「被害者が報われない」「報われない被害者が復讐を行う可能性がある」というのには賛成だ。

死刑反対派の人間は、終身刑があれば死刑はないほうがいいなどという意見を持っているかもしれないがコストの面でなかなかバカにできないところがある。年間1人あたりの刑務所収容費用は300万円ほどらしい。人の命を奪った人間に1日3食衣食住付き、きっちり金をかけるくらいなら、生きようと思っているのに生きられないような人たち(例えば、病気の人、なんらかの理由で働けない人、過労死しそうな人、などなど)にそのお金をかけてその命を救うためにもっとお金をかけるべきではないのかと思う。

 

まとめ

結論、私としては故意に人の命を奪うという行為を犯した人間がのうのうと生きているのにとても腹がたつし、どんな重い罪を犯してもそのような人間が生きていられるということにはどう考えても反対である。それ以前に殺さなければいい話なのになぜ死刑廃止という意見が出るのかわからない。殺さなければいいのに。

 

考えがはっきりしてなくて曖昧なところ、重要な意見を見逃しているところ等多々あるかと思うがこの意見もぜひ世に広まって欲しい。