水溜りボンドの動画、レンジでノートを加熱すると字が消えるという動画を真似して子どもがボヤ騒ぎを起こした件について。
2つの意味で炎上したこの記事に対する批判をする。
みてのとおり、「YouTuber(水溜りボンド)」の「フリクションペンで書いたノートをレンジで加熱すると文字が消える」という動画をみた子どもが、「鉛筆で書いたノートを加熱したらボヤ騒ぎになった」というような内容の記事だ。
私の意見では、というより普通に考えたら水溜りボンドに非はない。少しもないというか全くない。非はゼロだ。理由はただ一つ。YouTubeの利用規約の一部をここに引用する。
12. 本サービス条件を受諾する能力
お客様は、お客様が20歳以上の成人であること、又は法的に効力のある親若しくは後見人の同意を有すること、並びに本サービス条件に定める条項、条件、義務、確約、表明及び保証を締結し、本サービス条件に従い、これを遵守する完全な資格及び能力を有することを確認します。いずれの場合も、本サービスは13歳未満の子供による利用を意図していません。あなたが13歳未満の場合、YouTubeウェブサイトを利用しないで下さい。あなたに、より適しているサイトが他にも沢山あります。あなたにそのサイトが適しているか、ご両親に相談してください。
(引用元:https://www.youtube.com/static?hl=ja&template=terms)
そもそもYouTubeは13歳未満の利用を意図しないと書いてあるし、利用しないでくださいと書いてある。親の責任以外には何もない。YouTube側は13歳以上の場合は親の同意の元で利用可能という判断だ。もし、そのブログの筆者の息子が13歳未満なら利用自体が規約に違反しているということになるし、それ以上なのであれば親の同意の元ということは当然親が責任を持つはずである。
水溜りボンドも子どもをターゲットにしているであろうとは思われるが、このような利用規約がある限り、保護者の監督が必要であることはいうまでもなく、よって責任を負うべきではない。
9. 保証の放棄
お客様は、お客様によるYouTubeウェブサイトの利用は、自己の単独のリスクにおいてなされることに合意します。
(引用元:同上)
しかも事故を起こした子ども本人またその親は、YouTubeを見ることによって起こるあらゆるリスクは自己責任であるということに同意している。にもかかわらず動画提供者側に少しでも責任を求めているのは到底的外れである。
子どもとネットの付き合い方とかそんなゆるい話ではなく、全責任は保護者またはその子どもにあるはずで、YouTuberが批判を受けなければならないという筋合いはない。
このような記事によって、YouTubeが過激な動画を投稿することに対して萎縮してしまわないよう望むばかりです。